レンチ
マックツールズのフレックスコンビネーションレンチである。
マックのメッキ工具全体にいえることだが、刻印のフォントにスナップオンほどの「色気」がないので、比較してしまうとなんとなくそっけない印象がある。
レンチの中でも高価な部類に入るフレックスコンビは、そんなにまでして購入する価値があるのか、と支払いのときに一瞬考え直してしまうほどの価格設定。
説明の必要は無いと思うが、ラチェット+ソケットより高さが低く、作業スペースが限られている部位に使用する。
ところが、見ての通りマックの同レンチはフレックス部に不恰好なふくらみがある。少しでも高さを低く抑えたいレンチだから、不要な出っ張りは極力無くして欲しかった。
こういう矛盾を含んでいるあたり、アメリカンツールらしいといえばそれまでだが…
可動部のあるシンプルな工具ほどデキの良し悪しが顕著にでる。
信頼のあるメーカー製で、使いやすさからボックス部は12ポイントを選択すると良いだろう。
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プライヤー
不覚にも以前使用していた安物のホースプライヤーを紛失してしまい、慌てててデリバリーバンから購入したものである。
ホースプライヤーと言っても、ウォーターホースに使うことは稀で、難儀なコネクター離脱に流用しているちょっと特異な存在。
エンジンルームや、室内のいたるところにあるコネクター類は、装着は簡単でも、いざ離脱を試みると障害が多々あり、すんなりといかないことの方が多いのはご承知の通り。
このプライヤーの先端に傷つき防止処置を適当に施すと、極めて便利なコネクタロック解除ツールとなりうる。
しかしこの新調プライヤー、よく見かけるグリップの造形だが、私にとっては全く初めてで手に馴染まず、どんな風に握るのが適当なのか見当がつかなかった。
何度か握り直しを繰り返していると、グリップの開閉を行う際の人差し指の「逃げ」を作ったんだなとようやくわかったが、さて、そのように握ってもさしてメリットらしきものは感じられなかった。
コネクタ離脱用途に限定するのであれば、特に高価なものは必要なく、むしろシンプルな安物の方が使い勝手がよかったりするので、安物をみつけたら即購入するのが良い。
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ドライバー
愛用のPB 7193D プラス#2 の先端にねじれが生じ、全く使い物にならなくなったので新調した。
日本車に使用されているプラスのリセスは意外に多様であり、一概にスナップオンだから合わなくてベッセルだから合うとも言い切れない。
しかし、そこはユーザーの不安を払拭させるべく、一応マックは日本仕様と称してベッセルにブレードを作らせたようである。
対面幅10mmのボルスターにシャンクのローレット加工はマック独自のオーダーか。
PBの7193Dは決して悪いドライバーではなく、リセスとの隙間ができるのにカムアウトしない絶妙なフィッティング。
先端にねじれが生じたということはカムアウトしなかった、その証左である。
#3かと思わせる7mmの太目のシャンクに、あまり臭くならない黒いアセテート樹脂の組み合わせが、これはこれでバランスがよく、結構気に入って使い続けていた。
次も同じもので良かったのだが、スナップオンやマックはシャンクだけ、グリップだけの交換が可能であることが、早期に消耗する工具に対しては魅力的なアフターであった。
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レンチ
さまざまな場面で活躍しているシグネット(SIGNET)のギアレンチ。
コンビネーションレンチ形状でなく、異サイズ組み合わせのメガネ型ギアレンチをようやく手に入れた。
Pro-Autoブランドでおなじみスエカゲツールのダブルフレックスロックギアレンチ13×17&ゴースルーソケットセットである。
イメージと違ったのはフレックス部。
ロックとフリーを選択できるものと思い込んでいたのだが、フリーの状態での使用はできない。
フレックス部のボタンはリターンスプリングで常は飛び出した状態で、ボタンを押し込みながら好みの曲がり位置を選択。ボタンから指を離すと固定されるという仕掛け。
ボタンを押した状態ではほとんどフリクションが無く、首フリ部はクタクタである。
実物を一度も手にすることなく工具商に持ってきてもらったのが失敗であったのだが、これなら重めのフリクションのあるフレックスの方がよかった。
フレックスがロックされるのが有利に働く場面も無くはないが、レンチを振りながら障害物を避けるという場面の方がはるかに多く感じるからだ。
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ソケット
六角の一対面2箇所に仕込まれたフリクションボールにより、装着したナット及びボルトを保持するもの。
特にこういったギミックに頼らなくても、込み入った場所へのナットやボルトの挿入などそう頻繁にあるものではないから、マスキングテープその他を巻きつけてその場をしのぐという方法で構わないという考えであった。
実はこの10mmのソケット、スズキ エブリィのオイル交換専用として購入した。
ある年代のスズキ K6A アルミオイルパン車に短いドレンボルトが用いられているのは周知のことと思う。
当然オーバートルク耐性が低く、間違ったトルクで締め付けてあるものを次に緩めるときに完全にネジをいためてしまうのが常で、煮え湯を飲まされた経験のある読者諸兄も多いのではないか。
リスク回避の手段として、オイルレベルゲージチューブからの吸引によるオイル交換があるが、エブリィのK6Aエンジンのレベルゲージチューブは中間部に「潰れ」があり、そのままでは吸引ホースを挿入できない。
そこで、ナット一つで止めてあるレベルゲージチューブを取り外すのだが、手の届きにくい奥まった場所であるため、このナットグリップソケットが活躍するという次第である。
一般的な修理工場であれば、スズキのエブリィという車種は無視できないほど多く、また入庫頻度も高いので、その都度マスキングテープというのでは効率が悪いのだ。
しかし、このナットグリップソケット、各サイズ、シリーズも多く存在するなかなかのアイデア商品なのだが、これを揃えていこうという気には到底なれないのである。
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SST
共用工具にろくなボールジョイントリムーバーがなく、自分専用にと購入したのがハスコーのタイロッドジョイントリムーバーJF-921MX。
「タイロッド」と商品名にはあるが、軽自動車〜普通車のほとんどのボールジョイントの離脱に使用できるサイズである。
最近はアルミ合金のアーム類が使われていることもあり、昔気質の職人よろしくハンマーで離脱を試みるなどもってのほか。
安心感のある専用工具を使いたいところである。
ハスコー製の優れているところは、支点になる部分の幅が調整できるところにある。
様々な幅がある対象に対して理想的な作用をさせる点において他メーカー製より数段使い勝手がよい。
また、ダストブーツに無理な力が加わらないようにした爪の形状も、気の利いた配慮と言えよう。
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パワーツール
MAC TOOLSのキャンペーンで、廉価版のエアハンマーAH520がさらに手頃な価格で手に入った。
このところ品質が格段に向上したMADE IN TAIWANのエアツール。
廉価版のMEDIUM DUTYということであったが、最初の一撃でその不安はすっかり払拭され、もっと早くに手に入れるべきだったと思わせる使い心地である。
豊富にラインナップされるアタッチメントは決して安くは無いが、それを適所に駆使すれば、今まで手動で苦労していた作業が瞬く間に終了するだろう。
私の苦手な作業で、アクスルシャフトベアリング インナーリテーナの取り外しがある。
打撃ポイントを幾分グラインダーで平らにし、数度トリガを引くだけで簡単に割り取ることができた。
今後、ボールジョイントセパレータやハンマーヘッドなどを追加したい。
アタッチメントの簡単な脱着と、タガネの回り止めが欲しいなと思ったところ、その手のオプションもすでに用意されているようで、予算と相談しながら早期に拡充を図りたい、そんなエアツールである。
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パワーツール
使い始めて数回で動かなくなった。
分解して確認すると、材質が悪く早期摩耗する部品が心臓部にあった。
今は応急的に修理してなんとか使えているレベルで、少しでも無理をするとエアリークを起こして停止してしまう。
かつて台湾製エアツールがそうであったように、いずれ中国製の工具も品質が向上するだろうが、まだまだ仕事で日常的に使えるレベルに達していないことを実感。
このエアソー、1000円台で購入したものだから、いつ故障しても惜しくないと購入直後は思っていたが…
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プライヤー
プラスチック収納具にアルミパイプを貫通させた簡単なもの。
これにバランスよく収納できないものもあるが、ほとんどのプライヤーが収納できて、一度に持ち運びができる利点がある。
また、籠状になっている底面は、関連の部品などを置くのに便利である。
勤務先の工場はスペースがかなり制限されており、大きなロールキャブを転がす余裕がまるでない。
以前にも紹介したコクヨの事務用品収納具を改良したロールカートに使用頻度の高い工具を搭載し、頻度の低いものは分散して工場内の各所に収納してある。事務所の引き出しの中や、着替えのロッカー内、壁面など…
特にプライヤー類は嵩が大きく、以前は壁面にマグネットバーを用いて吸着させていたが、収納能力が低く、また整然としていないので好みに合わなかった。
バランスの取りにくいプライヤ類の収納は今後の課題である。
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