レンチ

工具メーカー各社共,板ラチェットをラインナップしているが,一流工具メーカーも三流工具メーカーもどれも似たようなもので使いやすいものに出くわしたことがない。
板ラチェットの進化版とも言うべきラチェットレンチが「ギアレンチ」という名でシグネット(SIGNET)という比較的歴史の浅い工具メーカーから発売されている。
写真は愛用のギアレンチ。
ギアレンチ部がフレックスになっていてリジッドのものに比べて使用範囲が広がる。
一番重宝しているのはサイズのもっとも小さい8mmで,主に日産車の光軸調整。
ヘッドライトユニット裏から長く伸びているボルトを回して光軸の調整をするのだが,ドライバーやその他レンチではやりにくいことが多かった。
このギアレンチを使用すると送り角が小さいため小気味よく調整ボルトを回せる。
専用品としてのKTCの光軸専用レンチは, 高価な上,図体も大きい。ギアレンチなら小振りで汎用性もある。
シグネット製品は台湾製といわれているが,全体的に安価で,同レンチもその例に漏れず一本2000〜3000円程度で購入できる。
しかし,本締め可能の割りに,力いっぱいトルクを掛けるとギアがロックしてしまうことがあり,あくまでも仮締めレンチとして使用するのが妥当か。
また,願わくば,オープンエンド部を異サイズのギアレンチにしてギアレンチメガネとして発売して欲しかった。
シグネットのオープンエンド部は材質・構造共に実用的でなく,スタビレー(STAHLWILLE),スナップオン(Snap-on)に遠く及ばないからだ。
スエカゲツール(SEK)から異サイズの組み合わせのギアレンチが発売されている。
まだ持っていないサイズの組み合わせ13×17を近いうちに購入して,その実力を確かめたい。
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