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スナップオンは高いだけ?あなたはまだ安物の工具を買い続けますか?
スナップオンなど,自動車整備のプロが所有する工具。あなたの大切な車やバイクの整備に役立つ工具を順次紹介。
スナップオン,スタビレーなど一流工具の使用感など詳細にリポートします。

プライヤー

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スナップオンのコンビネーションプライヤーである。


いわゆる「ペンチ」で、切断/掴みの両作業を1本のプライヤーでできるというもの。

馴染みのあるペンチと違うところは支点が2点選択できるスリップジョイント機構も組まれているという部分。「プライヤー」と「ペンチ」を合体させたものと思えばよい。

さらに、

より高いレバレッジで作業できるように支点がさらに一つ追加されているのがこのプライヤーの最大の特徴といえよう。


但し、一般的なスリップジョイントプライヤと比較すると、最大開口幅が小さくなる。


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スナップオンのカタログには1/4の力で作業ができる旨、説明書きがされているが、実際の作業で力を加減することは無いだろうから、4倍の力で掴むことができると解釈するのが自然だろう。




不慣れだと大変危険な方法でおススメできないが…


ドラムブレーキの分解整備をする際、リターンスプリングの離脱、装着を手早くするにはスリップジョイントプライヤ−を使うのが適当な場合が多く、より確実に掴むためにはこのような高レバレッジのプライヤーが望ましい。




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売れ筋工具

f02b2a02.JPGマックツールズのホースプライヤーである。

不覚にも以前使用していた安物のホースプライヤーを紛失してしまい、慌てててデリバリーバンから購入したものである。



ホースプライヤーと言っても、ウォーターホースに使うことは稀で、難儀なコネクター離脱に流用しているちょっと特異な存在。

エンジンルームや、室内のいたるところにあるコネクター類は、装着は簡単でも、いざ離脱を試みると障害が多々あり、すんなりといかないことの方が多いのはご承知の通り。




このプライヤーの先端に傷つき防止処置を適当に施すと、極めて便利なコネクタロック解除ツールとなりうる。


しかしこの新調プライヤー、よく見かけるグリップの造形だが、私にとっては全く初めてで手に馴染まず、どんな風に握るのが適当なのか見当がつかなかった。


何度か握り直しを繰り返していると、グリップの開閉を行う際の人差し指の「逃げ」を作ったんだなとようやくわかったが、さて、そのように握ってもさしてメリットらしきものは感じられなかった。





コネクタ離脱用途に限定するのであれば、特に高価なものは必要なく、むしろシンプルな安物の方が使い勝手がよかったりするので、安物をみつけたら即購入するのが良い。

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売れ筋工具

0ef763b1.JPG廃材を利用したプライヤーラックである。

プラスチック収納具にアルミパイプを貫通させた簡単なもの。



これにバランスよく収納できないものもあるが、ほとんどのプライヤーが収納できて、一度に持ち運びができる利点がある。

また、籠状になっている底面は、関連の部品などを置くのに便利である。



勤務先の工場はスペースがかなり制限されており、大きなロールキャブを転がす余裕がまるでない。


以前にも紹介したコクヨの事務用品収納具を改良したロールカートに使用頻度の高い工具を搭載し、頻度の低いものは分散して工場内の各所に収納してある。事務所の引き出しの中や、着替えのロッカー内、壁面など…

自作カート






特にプライヤー類は嵩が大きく、以前は壁面にマグネットバーを用いて吸着させていたが、収納能力が低く、また整然としていないので好みに合わなかった。


バランスの取りにくいプライヤ類の収納は今後の課題である。



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売れ筋工具

75809c6c.JPG「汚いから触っちゃダメ!!!」


ものすごい剣幕で幼児を叱りつける母親。


何事かと、その幼児がまさに手を触れようとした先に目を遣ると、大きなスズメガの幼虫がいた。

サツマイモの葉によく見かける種で、体長は100mmはあるだろうか。

いわゆるイモムシである。

野太い黄緑の胴体には規則的な紋様が鮮やかで、アンテナのような尾角が特徴的。



これのどこが「汚い」というのか?

触れても特に何も分泌しないし、毒もない。

誤った感覚を感受性豊かな時期に憶えさせないで欲しいものである。




さて、

マックツールズの今月のチラシに載っていたKiwiプライヤー。

アメリカ工具にありがちなセット販売で、どちらかは特に必要なくなりそうな予感がする。

キーウィの口ばしを連想させるオフセットジョウは、限定的な使用状況で威力を発揮しそうだ。


楽天市場のスナップオンプライヤー


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売れ筋工具

137bfe3e.JPGこの工具を個人所有するとは思っていなかった。



ハブキャップはほとんどが再利用なので,できるだけ傷を付けずに外したい。

しかも迅速に… というのが私の主張。



蓋さえできていれば多少の傷や変形は構わない。

したがって,専用工具など無くても,代用工具でできる… というのが工場の主張。



両者折り合わず,冒頭の結果となった。


KTCの特殊工具は,堅牢なものが多く,使用感は悪くない。

小型車がメインのため,2種のラインナップで,小さい方をチョイス。

板状の鋼にビニールコートしただけのグリップは安っぽいが,必要十分。

厚さがない分,収納が容易なのである。

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26c23ffd.JPG握り物というものは本来汎用性の高い工具でありながら,ジャストフィットする場面はそう多くない。

特にクニペックス(KNIPEX)はジャストフィットを追求し,独創的なデザインと剛健な作りでユーザを魅了するが,本来の汎用性が損なわれ,数ばかり増えるのが不満といえば不満である。

そんな中,できれば汎用性の高い工具をチョイスしたいという欲求に応えたのが写真のスリップジョイントスパナであった。


オウムのくちばしを連想させるフォルム。

全長は250mm。

コブラと同様の可動部を持ち,10mmから32mmまでのボルトナットを回すことができる簡易モンキーレンチ。

グリップを握ったり緩めたりすることで,滑らかな掛け替えができ,早回しを可能にする。


また,下あごの内側のラインは曲線を描き,面接触でボルトナットを掴む配慮がなされており,

簡易モンキーといいながら,安物のバックラッシュの多いモンキーよりは高トルクが掛けられる。


私は,スリップジョイントスパナ活躍の場面として,トー調整をイメージした。

クローフットレンチでタイロッドのロックナットを緩めた後,ラックエンドを同スパナで回そうと考えた。

実際の作業では,スペースがタイトで,スリップジョイントの調整に少々手間取るし,小型車の場合は250mmの全長が長すぎる場合もある。

しかし,ラックエンドに作り込まれた六角形状は角があまり立っておらず,断面が丸いものでもトルクの掛けられるこのようなアバウトなスパナがいい具合にフィットしてくれる。


200mmの全長であれば,かなり使える工具であっただろうに,ラインナップ追加を待つか,思い切ってグリップエンドを切り落とそうか悩むところである。

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928b89ca.JPG主にブレーキホースの閉塞作業を行うことを目的に購入したKTCのホースピンチオフプライヤーPSA34。

定価設定に関する違和感は前回参照。

過去記事 KTCホースピンチオフプライヤー《工具選びの極意@ハンドツールマスター》

momoさんから米国ミルバ(MILBAR)社のOEMとのコメントを頂戴し,早速手配したのが写真(上)の製品。

品番は54Z。

リベットの形状が若干異なっているのと,操作の渋さに個体差が認められた。

ブレーキフルードの影響でKTCのものはグリップの印字がすっかり消えてしまっている(写真下)。


ブレーキホースの閉塞作業は,ホイールシリンダの交換,キャリパの脱着など,左右輪同時に行う作業があるため,最低2本は必要である。

マックツールズ(MAC TOOLS)で購入してもよかったが,本家のものが入手できたのでこちらにした。


繰り返しになるが,小さいボディーで取り回しがよく,ワンアクションでブレーキラインの閉塞ができる。

視認性の高い赤色グリップが取り忘れをかなりの頻度で防止してくれる。


後輩のメカニックも一日に数回借りにくる。

よほど使い勝手がよいのだろう。


KTCの価格設定には首を傾げたくなるが,製品そのものはよいものだ。

車検整備など,ブレーキサービスの多いメカニック必携のプライヤーと言い切っておこう。

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689bbc15.JPG以前紹介した小型ホースピンチに替わる製品がKTCより発売されたとの広告を雑誌で見たので早速購入した。

品番はPSA34。全長は140mmと,同種のピンチオフプライヤーの中では非常に小さい。

ホース類でもブレーキホースを閉塞する作業が,日常的にあるので,従来の大きなプライヤーでは取り回しが悪いと感じて購入を見送っていた。


今まで使っていた蝶ネジ式のピンチと比較して,作業は迅速で,閉塞が不十分なときも増し締めが容易である。

赤い塩ビグリップも視認性がよく,取り忘れが予防できる。

無段階ロック機構も,初め違和感を感じたが使い出すとなかなか具合がいいし,ロックの解除も少し力を入れてグリップを開くだけでよい。


本体に"PATENTED"の刻印があり,この少し複雑なカラクリは特許なのかと,関心したのもつかの間…

その下には"USA"の刻印が目に入り,OEM製品でKTCオリジナルではないとわかった。


この手の工具はスナップオン(ブルーポイントブランド)や,マックツールズ(MAC TOOLS)でもラインナップされる可能性が高い。

調べてみると,なんとマックツールズは同一製品の定価がKTCの1000円安(スナップオンは調査中)。

さらに今月はキャンペーン中とのことで,さらに割引されていた。


同一製品で割高な定価設定をしているKTCには合点がいかない。

入手の容易さやアフターケアもマックバンの方が上だと言うのに…


適正な価格というのはエンドユーザーにはわかりにくいものだ。

このような不公平感をユーザーに抱かせないように細心の注意を払う義務が販売元にはあるのではないか。

参考までに製品のリンクを張っておくが,舶来工具のバンセラーからの購入をおススメする。

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先端を閉じた状態でも,丸く口を開いたホースプライヤ。

ホースの径が合えば,パイプを変形させることなくホースを抜き取ることができるという触れ込みの工具である。


写真はストレート(STRAIGHT)で購入した廉価品。

実は,ホースの取り外しには極めて使いにくく,すんなりと外れたためしがない。

ホースをつかむと,ホースバンドのようにホース自体を締め付け,余計に外れにくくなる。

さらには,ゴムホース表面に細かい「ささくれ」ができてしまって,ホースを再使用する際は大変みすぼらしい。


私の使用方法がまちがっているのか?

一流工具メーカーの同様のプライヤだとすんなりホースが外れるのか?

いや,大して使用感は変わりないと思う。


しかし,意外なところに活躍の場面があるのを偶然見つけた。

各種コネクタの取り外しに使用するのである。


最近の車,特にエンジンルームに使用されてるコネクタは防水型で,コネクタ内部にOリングが仕込まれている。

この防水コネクタ,離脱させるのには相当力がいるのは,ご承知の通りである。

コネクタのロックを指で押しながら離脱を試みるものの,固い場合は,Oリングの固着なのか,ロックが解除できていないのか判断するのは容易でない。

無理に引き離そうとすると,最悪の場合はコネクタを破損させてしまう。


そこで,このロングホースプライヤの出番である。

先端でロック部分をつかんで押し込み,そのまま離脱方向に引っ張るだけ。

指では固くて歯が立たなかったコネクタも,いとも簡単に外れるのである。

奥まったところにも容易にアクセスできるのもいい。

また,コネクタのプラスチックに傷が付くのを防ぐためには,先端にブレーキのブリーダプラグキャップなどのゴムを被せるとよい。


この使用方法を思いついてから,エンジン脱着など,コネクタ外しが多い作業では,かなりの時間短縮が図れた。


コネクタ外しに苦労しているなら,買いの1本である。

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e7452a23.JPG走行距離が短く,屋外に駐車している車に多いトラブルが,ディスクキャリパ内の腐食である。

症状が進行しているものはピストン表面に錆による陥没箇所が多数見受けられ,そのまま知らずにピストンを押し戻したりすると(ブレーキパッド交換時等)ブレーキフルード漏れなどの原因になる。

ドラムブレーキのホイールシリンダと同様,定期的なオーバーホールは欠かせない。


さて,パーキングブレーキ機構内蔵型リアディスクキャリパのオーバーホール時に使用するSSTは,以前紹介した。

過去記事「自作SST(特殊工具)《工具選びの極意@ハンドツールマスター》」

その際使用するスナップリングプライヤが写真のKTC SCP-172LLである。


アングルチップでここまでロングリーチなプライヤは珍しく,カタログで初めて見知ったときはリアディスクキャリパ専用品かと思ったぐらいである。

現在販売されているスナップリングプライヤの多くは,同キャリパのスナップリング脱着作業には不向きで,対象に到達するまでに各部に干渉して作業できない。

特に日産車のリアキャリパは奥まった場所に2つもスナップリングがあり,このプライヤがなかったときは,代替工具や加工工具で対応して,スナップリングの取り付けだけで相当時間を費やした。

したがって,この作業があるたびに,その工賃は大赤字であった。


ディーラ各社のメカニックに問い合わせてみても,メーカー指定のSSTを使っているとのことで,私の勤めている零細な町工場ではそんな高価な工具を各メーカ毎に購入するのは難しく,泣き寝入りの状態であった。

なにか打開策をと頭をひねった結果が,先のSSTであり,運よくカタログで発見したのがこのプライヤというわけである。


この組み合わせで熟練すると,標準作業時間より短い時間で作業を終えられるはずである。


まだ一度も破損したことはないが,ロングリーチのため先端の欠けなどは十分起こりうる。

KTC製品に対しては,いつも言っていることだが,

チップのみの交換ができないことが,この製品で最も「惜しい」点である。
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